nicesliceのブログ

子供を見るか、子供の視線のその先を見るか

【テレワーク】車として定義されるワークスペースが欲しい

欲しいものがある。
仕事部屋である。
我が家は4人家族。
夫婦ともにテレワーカーで、子供2人に部屋を与えるとすると、今の3LDKでは一部屋足りない。
しかし、4LDKの家では老後に持て余す気がする。
今私は、娘の部屋に間借りしている。
小さい折り畳みデスクにノートPCを置き、馬鹿でかいサブモニターを無理やりモニターアームで上部に括り付けている。
漢字の『呂』を逆さにしたイメージだ。
小さい四角がノートPCのモニター、大きい四角がサブモニターである。

出来れば『口-口』のように横方向に展開したい。
『口-口-口』のようにトリプルモニターに出来るとなお良い。
が、スペース的に難しい。

近くに仕事部屋を借りるという手もある。
しかし、それでは子供を見ながら(子供のすぐそばで)仕事をできるという現在の必須条件が満たせなくなる。

実は私には、スペースに心当たりがある。
駐車場である。
夫婦共にペーパードライバーで、車の必要性を感じず、車に興味もない我々にとって、家の前の駐車場はただのデッドスペースである。
もったいない。
小さなプレハブ小屋でも建てたい。
デスクと椅子さえ置ければそれでいいから。
しかし、建坪率などの関係で無理だと思われる。

そうだ、ワークスペースにエンジンとタイヤをくっつけて、車として登録すればいいんじゃね!?

以下は、都道府県別のテレワーク実施率である。
https://rc.persol-group.co.jp/assets/files/news-data.pdf

そして以下は、都道府県別の地価ランキングである。
https://tochidai.info/public-price_prefecture-ranking/

そう、Excelで分布図にするまでもなく、地価とテレワーク実施率はほぼ比例するのである。
そして、地価の高い地域ほど、モータリゼーションが進んでいない。
車がなくとも生活でき、さらに道路事情や駐車場事情(出先に駐車場がない、あっても中々入れない)から、車が便利さを与えてくれないためだ。
車は単に個人的な趣味のものという扱いである。
しかし、家を建てる、あるいは買うとなると、駐車場はついてくる。
別に使わないのに。
そして地価の高さ故に部屋が足りない。

キャンピングカーならぬ、『テレワーキングカー』がぜひ欲しい。
別にそれに乗ってどこかへ行く予定はないが、毎日駐車場でそれに乗って仕事をしていれば、ふと、そのままちょっと離れたショッピングモールなどに行く気になるかもしれない。
そういうことが繰り返されると、いつしか、あら、車って案外便利ね、と思うようになるかもしれない。
子供達が独立したあと、テレワーキングカーを手放しても、やっぱり車って便利だったから今度は普通乗用車を買ってみようかしら、などと思うかもしれない。

以下は国土交通省のテレワークに関する調査である。
https://www.mlit.go.jp/toshi/daisei/content/001392106.pdf

> 「仕事をする部屋や机・椅 子、インターネット環境や、プリンター・コピー機などの環境が十分でなく不便だった」 35% 

ほら、みんなテレワーク部屋が無くて困っているのである。

テレワーク部屋にタイヤがついていたら、プリントをしたくなった時にコンビニのコピー機のところまでそのまま行くこともできる。

内装は、いかにも車!という感じではなく、なんかこう、ACTUSって感じでお願いしたい。
プライベートなオフィスなので。

https://www.actus-interior.com

一度財布にリーチしたらこっちのもの、車にまったく興味のない層に訴求して、エントリーの口を広げるチャンスである。

どこか、早くこういうコンセプトの車で全国997万人のテレワーカー達の財布にリーチしてくれ!

 

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