nicesliceのブログ

子供を見るか、子供の視線のその先を見るか

エロ広告を子供にどう説明するか

ちょっと、目の前の板で、『ポケモン 攻略』で検索し、適当なサイトを開いてみて欲しい。
日頃の行いが悪いからかもしれないが、私の場合、攻略情報に加え、多くのエロ広告が表示される。

私も夫も、子供の情報へのアクセスは比較的寛容で、子供を純真無垢でまっさらな存在に育てようとは全く思っていないのであるが、それでも、子供向けの健全なゲームの攻略情報を調べているだけなのに、えぐい成人向け漫画やアプリの広告が表示されまくるのは微妙な気持ちになる。
これらを子供の目に触れさせないようにするには、ペアレンタルコントロールでサイトごとブロックするか、広告ブロッカーを利用するかしかない。
しかし、ペアレンタルコントロールホワイトリスト方式を採用してしまうと、通常の調べ物すら出来ないし、なんら普通の一般サイトでもエロ広告が表示されるので、これを排除しようとしたら、70年代の独裁政権国家なみの厳しい情報統制が必要になってしまう。

広告ブロッカーは、独身時代に使っていたことがあるが、割とイタチごっこになるのと、サイトの収益システムに反する行為であることから、すぐに使うことをやめた。
サーバー代は広告から出ているのである。

結局、エロ広告を見ることが情報の対価であるのだ。
だから、そういうものを子供の目に触れさせまいとするには、デバイスを取り上げ紙の攻略本を買い与えるしかないのだ。
しかし、紙の攻略本を買い与えてはいるけれども、情報の速さ新鮮さや検索性の良さから、Web ブラウザを使用した情報の取得を全く禁じるのは難しいことだろうなと思う。

かつて世界中の都には、死体や性が溢れていた。
私が子供の頃には、テレビはゴールデンタイムでも性や暴力や男尊女卑が溢れていた。
子供には、『世の中ってこういうもんだ。適切に距離を置いておこう』ということを、説明するしかないのかなぁ。