nicesliceのブログ

子供を見るか、子供の視線のその先を見るか

布団掃除機がけのタスク量が激減した話

敷布団を買い替えた。
綿布団を使っていたのを、弾性のあるプラスティックでできたサッポロ一番(調理前)のような布団に替えたのだ。
サッポロ一番よりももっとスカスカだ。
布繊維ではないので丸洗いでき、通気性も抜群で、湿気もこもらないということだ。
何よりダニやホコリの心配がないのが良い。
私は咳が止まらなくなり呼吸器科に行くことがあり、その度、
「油断すると喘息になるよ」
と言われる。
つまり、ギリ、喘息ではないのだと解釈している。
喘息にはダニやホコリがよくないということなので、重たい綿布団を運んで干して掃除機を掛けて……と必死でやっていた。
これが本当に骨が折れる。

詳細は以下をご覧いただきたい。

 

niceslice.hatenablog.com

 
こんなこと、仕事と両立出来ない!
そこで上記を買ったわけである。
これがなかなか良い。
シーツのみ洗って干せば終了で、今まであった敷布団を運ぶ、干す、重い布団をひっくり返しながら汗だくで掃除機を掛けるというタスクが爽やかに消滅したのである。
おねしょやノロによる吐瀉物で汚れた布団に唖然としていたあの頃、こんな敷布団があればどれだけ助かったことか。

もしかして、ベッドで生活されている方は皆様こうなのであろうか?
昔観たフランス映画で、売春宿で働く小僧が、ベッドのマットを干すために重いマットを抱えて狭い階段を汗だくで登り降りする描写に触れ、ははぁ、ベッドというのもケアは大変なものなのだなぁ、と思ったのだが、あれはもしや舞台が19世紀だったからなのだろうか。
現代のベッドのマットは皆、天日で干さなくても大丈夫なのだろうか。
だとしたら、現代の布団関連テクノロジーにアンテナを張っていなかったがゆえに、随分時間と健康を無駄にしてしまった気分である。
文明が進んで、消滅する家事も確かに多いと知った夏の終わり。