nicesliceのブログ

子供を見るか、子供の視線のその先を見るか

ウィズコロナの中で咳持ちはどう生きるか

徐々に様々な施設が稼働し始めてきた。
しかし、大抵の施設は、『咳の方お断り』である。
当然だ。
周りの人に不快感や恐怖心を与えるからだ。

一方で私は、今年の2月から実に4ヶ月もの間、ずっと咳が続いている。
もともと毎年花粉症で軽い咳が出ていたのであるが、今年は重くて長い。
3月なかばからずっとかかりつけの耳鼻咽喉科に通い、服薬と吸入を続けているが、治らない。
医者は『アレルギーですね』というが、ではどうすれば治るのかは分からない。
埃やダニが原因なのかと色々と対策をとったり、医者のいう通り生野菜や果物を避けてみたりしても、特に改善されている気もしない。
処方された頓服の咳止めを飲んでも、効果を感じない。

喉がかゆい。
母とそっくりの咳である。
母も年がら年じゅう咳をしている。
医者に行っても治らない。
私の記憶にあるかぎり、私が生まれてからずっとである。
私もこの咳も、そうなってしまったのだろうか。
一生続くのだろうか。

困った。
このままでは私は、図書館も、科学館も、映画館も、ショッピングセンターも行けない。
生活上の必要でどうしても外出しなくてはいけない時は、のど飴を常に舐め続けて咳が出ないことを祈るしかない。
電車に乗って、離れた職場で働くこともできないだろう。
子供の参観日に見に行くこともできない。
私だけずっと、自主隔離が続くのだろうか。
夏が来れば治るのだろうか。
喘息など、他の咳持ちの方々はどうされているのか。