子供達が寝ない。
どう頑張っても22時にならないと寝ない。
20時くらいに寝室に連れて行って寝かしつけても22時まで寝ない。
早起きさせ、昼間充分に外遊びさせても、22時まで寝ない。
逆に、リビングに放っておいても22時になれば寝る。
朝寝坊させても外遊びさせなくても22時になれば寝る。
幼児には、10~12時間の睡眠が必要だと言う。
未就園児の下の子はさておき、園児の上の子は上記を満たせていない。
それがプレッシャーである。
22時に寝て、7時に起きる。
帰りのバスの中で、長ければ30分程寝る。
合計すると、9時間半である。
30分足りない。
何故寝ないのか分からない。
これで足りているのだとしか思えない。
早く寝かしつけを開始すると、大抵の場合、途中で私がキレる。
子供達がいつまでも大騒ぎや大暴れをしていたり、下の子が触って欲しくないもの（電気工作部品や、ニスや、アクセサリーなど。収納場所の関係で全てをガード出来ていないのだ）を触って散らかし出したり、『絵本を読んで』と言う割には全く聞く気がなさそうだったり、一行読むごとに喋り出して全く進まなかったり、何度も何度も水を飲みたがったり、布団に水を毎回こぼしたり、何度も何度も『オムツ換えて』と要求したり（殆ど濡れてない）、とにかく寝る気が感じられないからだ。
でも、本当は、そんな事で怒りたくないのだ。
子供達は、昼間私が忙しい分、私と楽しく遊びたいのだ。
上の子など、「お母さんに笑ってほしくてついふざけちゃうの、ごめんなさい」と言う。
本当に、どこかの知らない誰かの言う『こうあるべき』に振り回されるのが大変辛い。
22時まで楽しく遊んで、それから寝るのでは駄目なのか。
10時間寝なかったらどうなるのか。
シぬのか。
馬鹿馬鹿しい。
上の子は昔、寝かしつけに4時間掛かっていた。
夜中まで寝なかった。
今は22時に寝る。
充分ではないか。
上の子は賢く、優しく、社交的だ。
下の子はよく食べ、元気で、大きい。
そして二人はとても仲が良い。
充分ではないか。
なんだ、充分ではないか。
