超少食な4歳娘と、食欲旺盛な1歳の息子。
娘は、生まれてすぐ、新生児室にいた時から、あまりミルクを飲まなかった。
「ミルクの飲みが悪い」という理由で、母子同室になるのが1日ほど遅れた。
息子は、生まれた翌日からゴッキュゴッキュ飲みまくり、ミルク飲み人形を思わせる一気飲みスタイルであった。
娘は、よだれというものを全く垂らさず、私はよだれかけというものを、ファッションアイテムか、ミルク吐き戻し対策か、食べこぼし対策のいずれかの為の存在であると思い込んでいた。
したがって、外出先でよだれかけをした赤ちゃんを見ると、私は
「外でよだれかけするなんて、オシャレね」
などと感心していた。
息子はよだれが滝のようで、よだれかぶれに今も悩まされている。
普通の食事を摂るようになると、娘はひとくち口に入れると、ずーーーーーーっと咀嚼し続けた。
見ているこちらが退屈になるので、咀嚼している間に別のタスクを始めたくなるほどであった。
娘自身も咀嚼の間が退屈らしく、ひとくち口に入れては席を立ち、咀嚼しながらフラフラ遊びまわり、いつまで経っても食べ終わらない。
食事の間は着席させておく、ということを教えるのに物凄く苦労した。
一方息子は、口に入れたそばから次から次へと飲み込み、後から後からひょいひょいと口に入れてやらないと「もっともっと」と要求がすごい。
「私、わんこそばの人なのかな」と思うほどだ。
多分、遺伝子レベルで消化液の分泌能力が違うのだと思う。
それぞれ自分のペースで食べていって欲しい。