nicesliceのブログ

子供を見るか、子供の視線のその先を見るか

春休みをぶっとばせ!

春休みである。
夫は連日終電、毎週末休日出勤である。
朝から晩までワンオペ育児である。
なんとか子供達に健全な楽しみをと思い、土埃舞う公園や、小学生で混雑する児童館へと毎日毎日連れて行っていたが、流石に疲れて、今日はずっとテレビに相手をさせて過ごしてしまっている。
こんな時、健全な楽しみと同世代との関わりを毎日提供してくれる保育園はいいなと思う。
煽り抜きで羨ましくなる。
勿論、どちらの道も利点と欠点があり、自分たちの価値観で総合的に判断した結果であるので後悔はないのだが、子供を外で放牧出来た昭和はいいよな、などと思ってしまう。
まあ今日などは、お庭で遊んできていいよと言っても、娘は「え〜、寒いからいやだ」などと言うのであるが。

最近やっと、娘と息子が親の介入を必要とせず二人で遊ぶ、ということをし始めた。
これはとても良い。
まだ、姉弟二人だけで一緒に遊ぶのは突発的且つ短時間であるが、二人で楽しそうにきゃーきゃー言いながら遊んでいるのを見ると心底ほっとする。
外出しなくてもいつでも関わり遊びが出来て、同じ家の中にいれば多少目を離しても大丈夫であるからだ。
息子が生まれてから娘が入園するまでの半年間は娘の壮絶な赤ちゃん返りで私はノイローゼ寸前となり、天真爛漫であった娘は陰気な性格になってしまい、このまま戻らなかったらどうしようかと思い悩んだ。
しかし今、娘はいつのまにか元の天真爛漫な性格に戻り、弟をとても可愛がってくれるようになった。
年齢及び経済的な制限さえなければ、もう一人くらい産んでもいいかな、などとも思うが、もう一度あの赤ちゃん返りの時期を乗り越える自信はないのである。