nicesliceのブログ

子供を見るか、子供の視線のその先を見るか

保険金請求をして心底びっくりしたこと

先日、ちょっとした事故があったので、保険金請求をしようとしているのである。
そしたらですね、請求手段が、紙の書類なのですよ。

紙!

紙!!

紙!!!

Web 申請と紙での申請、どちらで申請しても良いとかではなくて、紙しかないのである。
添付書類(被害状況の写真)も紙で添付せよという。
仕方ないので、送られてきた書式にボールペンで(!)住所や契約番号などを記入し、添付書類についてはコンビニに行ってプリントアウトして申請するしかない。
とてつもなく面倒そうだ。
心が折れる
もうやる気が出ない。

こんなはずはない。
どこかにデジタルでの申請ページが存在するはずだ。
そう思い、検索しまくるが、見つからない。
見つからないページは無いと同じだ。

あのさぁ、保険会社だって、請求書が紙で送られてきたら、それをデジタルに転記する人が必要でしょう。
証券番号だって、アナログな工程を通すほど、書き損じや誤転記などでミスが生じる可能性が増えるわけである。
デジタルに疎い人でも請求ができるように、という心遣いはわかる。
しかしだ。
Web フォームへの入力が出来ないほどデジタルに疎い人が請求者の10%居ると仮定して、その人のためのペーパーメディア手段と、その他90%の人のためのデジタル手段の2口を用意する。このパターンをptnAとする。
一方で、全ての人がペーパーメディアで請求してくるパターンをptnBとする。
ptnAの方が低コストで済むのではないか。
確かにptnBは2つのインターフェースを用意しなくてはならないけれども、人の手によるアナログ→デジタル変換って、それだけでめちゃくちゃコストがかかるのだろうから、そこの部分のコストが1/10になれば、2つのインターフェースを用意するコストは十分にpayするのではないか。

ああ、もう請求するのやめてしまおうか。
それくらい、アナログの壁は高い。
がんばれ私。

 

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