nicesliceのブログ

子供を見るか、子供の視線のその先を見るか

掃除機を買い換えたこと、大きくて重い家具が嫌だということ、そしてランドセルのこと

少し前に、掃除機を買い換えた(買い足した)。
それ以前は、有線のメチャクチャ重い某有名掃除機を使用していた。
私はもっと軽い物が欲しかったのだが、里帰り出産中に夫が勝手に買ったのだ。
私はもっと軽い物が欲しかったのだが、里帰り出産中に夫が勝手に買ったのだ(大事なことだから2回書きました)。
発注直後の「キャンセルして」という私の電話での必死の訴えを「俺が掃除を担当するから」と封殺し、その後五年間、数える程しか掃除をしなかった夫。
とにかく重い重い重すぎる掃除機と格闘する日々であった。
その掃除機も減価償却を終え、今回は満を辞して私好みの掃除機を購入する運びとなった(夫は、家電類に対してこの「減価償却」という表現を用いるのだ。なんでも完全に壊れるまで修理して使い倒そうとする私に、「この家電の減価償却はn年だからもう買い換えても良い」というふうに)。
私の掃除機に対する理想は以下の通りである。

1.有線、若しくはバッテリーパックを交換可能で
2.軽くて
3.紙パック式ではなくて
4.パワーヘッドではなくて
5.ある程度信頼あるメーカーで
6.スイッチ押しっぱなしじゃなくても動くもの

である。
1は、掃除の途中で電源が切れることが嫌だからである。
3は、いちいち紙パックの残量を考慮するのが嫌だから。
4は、髪などがパワープラシに絡みつくと取るのが大変だからである。

結論から言うと、これらすべてを満たす掃除機はあまりなかった。
マキタの掃除機が結構良い線いっており、ほぼそれに決めかけていたのであるが、最終的に購入したものは、これである。

シーシーピー CCP CM-DC94-GD コードレス極軽スティッククリーナーストロング CM-DC94GD
 

 


これは条件1を満たせていないのであるが、とにかくデザインが格好良く、そして軽いのだ。
パイプ、ヘッドなど、全重量を含めて1kg未満(900g)である。
以前使っていた某有名掃除機は、今測ったら7kgあった(米袋かっ!)。
実に1/7である。
もちろん某有名掃除機ほどの吸引力はないのだが、フローリングなら十分である。
子供と生活していると、一日に何度も何度も掃除機を掛けることになる。
食事やおやつの度に掃除機を掛ける。
その時、この軽さが本当に有難い。
軽いので、幼稚園児でも使用することが出来る。
そして、某有名掃除機に比べると、格段に安い。

最近私は、家具でも家電でも、重厚長大なものがとにかく嫌になってきているのを感じる。
私はベッドでなく布団で育ってきており、ベッドに対する憧れが強い。
たまに行く旅行でベッドに寝るととても嬉しい。
なので、結婚してからベッドの購入を主張してきたのであるが、夫の「重くて大きいから嫌」という意見に阻まれ実現できていなかったのである。
しかしここにきて一転、布団生活で良かったと思うことが多い。
部屋割りを簡単に変更可能だからである。
娘が「一人で寝る」宣言をしてからだいぶ経つが、実はまだ一緒に寝ている。
同時期にした「一人でシャワー浴びる(お風呂入る)」宣言はとうに達成したのに、こちらはなかなか難しい。
寝る前の絵本タイムが手放しがたいようだ。
結果、日によって部屋割りを変えているような状態であり、これは布団だから実現出来る身軽さだと言える。

そのほかにも、日々大きくなる二人の子供達の成長度合いに合わせて、家具の高さや配置が頻繁に変わる。
そんな時、軽くて小さい一人用の折りたたみテーブルや電子ピアノ(キーボード)が有難い。
軽くて小さいものは、不要になったときの処分も楽である。
安ければそう惜しくもない。
一人で運べないような大きな家具など、全部捨ててしまいたいような気持ちにすらなっている(捨てないけど)。
ずっと長く使うことを前提とした、重くて大きくて高価な家具は、子供達が巣立ってからゆっくり選べばよいという気分だ。
変化がめまぐるしい子育て期には、軽くてコンパクトで汚れたり壊れたりしても惜しくない家具が自分には便利である。

この私の姿勢が今後、ランドセル選びにも影響を与えるように思う。
最近ランドセルについて調べることがよくあるが、調べれば調べるほど、「別に高いやつじゃなくてもいいなぁ」と思ってきてしまう。
現在、ランドセルの機能はほぼ出揃い、どのメーカーで購入しても必要な機能(背負い易さ、サイズ、容量、軽さなど)は概ね満たしているのではないか。
では何が価格に差を与えるかと言うと、調べた限りでは、デザインが去年の型落ちか否かであったり、天然革か人工素材かであったり、有名メーカーであるか否かであったり、ということのようだ(ソースは失ったので気になる方はご自分でお調べください)。
私も子供も、デザインが最新であるかは特に気にしない。
娘には娘の、デザインに対するとても強いこだわりがあり、そこに時間軸やメーカーの知名度は関係しない。
素材は人工素材が良い。
その方が天然革よりも軽いからだ。
線の細いうちの娘にはわずかでも軽い方が良い。
人工素材は手入れが楽で、雨に強いのも利点だ。
そうすると、娘が欲しいと言い、私も別にいいかな、と思うランドセルは、意図せずともだいぶ安いものだったりする。
もしかしたら、安さゆえに6年も持たずに壊れるのかもしれない。
しかし、そうしたらまた買えば良いのではないか?
そもそも今のカラートレンド(ゆめかわ、80's、パステルカラーなど)も娘の好みも、6年持つとは限らない。
夫に至っては、「高学年になったらリュックにしたいと言うに違いない」とまで断言する。
そうすると、6年間高価なランドセルを使い続けるのと同じ出費で、何回か買い換えることを想定するのも悪くない。
まあ、環境に対する負荷を考慮すると、買い換えずに済むに越したことはないのであるが。

尚、親である私は、小2にして給食のパン(チョコクリーム付)を夏休み中ランドセルに入れっぱなしにしてカビだらけにし、更に同じ年の冬には電熱線ヒーターの前に置いてベロベロにし、徹底的にレアなダメージを与えまくった結果、わずか小3には姉のお下がりのランドセルを使用する羽目になったのであった。

「良いものを長く使う」ということももちろん大事なのであるが、ライフステージと物の分野によるよなぁ、と思うこの頃である。

 

niceslice.hatenablog.com

 

niceslice.hatenablog.com

 

 

 

CASIO 61鍵盤 電子キーボード 光ナビゲーション LK-511

CASIO 61鍵盤 電子キーボード 光ナビゲーション LK-511

  • 発売日: 2018/08/28
  • メディア: エレクトロニクス