nicesliceのブログ

子供を見るか、子供の視線のその先を見るか

2歳息子を動かす方法

息子は割と素直で穏やかな気性の持ち主である。
それでも2歳児であるので、(彼なりの理由により)親のやって欲しいことを嫌がる場合がある。
トイレや、おもちゃの片付けや、歯磨きである。
そんな時、私は彼のぬいぐるみやおもちゃに頼っている。

外出前に私が
「今から行く公園にはトイレが無いから、今のうちに行っておかないと困るよ!」
と息子にトイレを促しても
「イヤ!」
としか言われないが、日頃彼がお世話しているハリネズミのぬいぐるみを登場させて
「ぼくトイレに行きたいチュー。
 連れてってチュー」
とアテレコすると、
「よし行こう!」
とすぐさま動いてくれる。

寝る時間になりおもちゃを片付けて欲しい時。
私が言っても9割の確率で片付けないが、擬人化された機関車たちを動かしながら
「ボクもう眠いよぉ〜、機関庫に帰って寝たいよう」
と言うと、
「わかった!」
とすぐさま片付けてくれる。

私が歯磨きをしようと言っても口を押さえて逃げ出すばかりだが、彼の中で最近、コアラの赤ちゃんになりきる遊びが流行っていることを踏まえて、
「ここはコアラの赤ちゃん専用の歯医者さんですよー。
 次の患者さんは誰ですかー?」
と呼びかけると、
「コアーラ!(彼なりのコアラの鳴き声)」
と言いながら横になって大きく口を開けてくれる。

尚、年長の娘についても、私が朝起こすと超絶不機嫌になり決して起きないが、彼女の日頃お世話している猫のぬいぐるみをけしかけて、
「おなかすいたにゃー、はやくあさごはん食べたいにゃー」
とやると、
「わかった、わかった」
とにこやかに起きてくれる。

息子が起きないときは、娘が起こしてくれる。
私が起こすよりも、娘が起こしたほうがご機嫌で起きてくれる。

考えてみれば、子供にとって世界一言うことを聞きたくない相手は親なのではないか。
それは、信頼と甘えの裏返しでもあるのだろう。
自分と同等か、自分の保護すべき相手に言われた方が気持ちよく動くことが出来ると言うのは、我々大人でも同じである。

 

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