nicesliceのブログ

子供を見るか、子供の視線のその先を見るか

育児

お手伝いは有償? 無償?

娘の今のブームは妖怪ウォッチである。腕時計型のおもちゃに入れると音が鳴る、メダル状のコレクションアイテムを集めている。 夫がそれを大人買いし書斎におもちゃ屋コーナーを開設しており、娘は小遣い(お年玉など)を握りしめて階段を駆け上っていく。 …

猫の遊び相手

ある朝、娘が私を呼んだ。NHKニュース内のまちかど情報室というコーナーにて、ネコの遊び相手となる玩具が紹介されていると言う。電動で猫じゃらしのような物を動かし、猫を遊ばせる代物である。忙しくて猫の相手を出来ない時に便利だそうだ。 私の子供の頃…

子供向け薬の回収に思う

くだんの、アレルギー性鼻炎の薬、ウチの子供達もめちゃくちゃ飲んでいたのである。私は、別にすぐに健康が脅かされる訳ではないと思う程度の冷静さは備えているつもりだ。100%安全な医療行為は無いし、きっと、ベネフィットのほうが上回っているということ…

風の谷のナウシカと子供ヘイト、反出生主義について考える。

子供への虐待についての本を読んだり、あるいは子供ヘイトについて知ったりする中で、反出生主義という考えを目にすることがある。『子供ヘイト』という言葉は今の所、世の中に存在しないのかもしれない。しかし、よく聞く『子連れヘイト』という言葉はこの…

子供の視線のその先を見る

私が幼稚園児の頃、スーパーで買い物する母にねだって、ぴえろ魔法少女シリーズの うちわ を買って貰ったことがある。 変身前後のヒロインが、ステージの上でポーズをとっている構図であった。 丸いボール紙からプラスチックの柄が生えている、現在でもよく…

お金持ちになったら仕事を辞めてよいか

園からの帰宅中に娘に聞かれた言葉である。 「お金持ちになったからといって仕事を辞めることは、良い事なの?」 面白い。 哲学的な良い問いかけである。 娘よ、母は哲学には詳しくないが、全身全霊をもってお答えしよう! まず、『お金持ち』という状態を定…

自分で選ばせるということ

繰り返すが、娘はよく幼稚園をサボりたがる。 嬉々として登園するのは美術作品展の準備期間中だけで、運動会の練習期間中や、お遊戯会の練習期間中は、基本的に行きたがらない。 今年の運動会はとうとう本番を休んだ。 練習期間中もよくサボっていたのだが、…

行かせるべきか、休ませるべきか。

寒くなってきた。 それに伴い、娘が幼稚園をさぼりたがる頻度が上がってきた。 幼稚園の時間になると毎朝、脚先やら膝やらどこかが痛いと言い出し、休みたがるのだ。 そうだよね、息子は朝は寝てるし、夫はもうずっとリモートワークだし、我が家で一番勤勉に…

サンタクロースの正体が子供にバレた

本日、幼稚園からの帰り、娘が言った。 「サンタさんっているの?」 と。ウッ……!と一瞬答えに詰まり、あなたはどう思うのかと逆に聞き返すと、 「本当は居なくて、お父さんやお母さんが置いていくのだと思う。 何故なら、サンタの髭は不自然過ぎるから」 と…

『あなた』と『私』と共同体

私は日頃、子供達と接する際に一人称として『私』を使用するようにしている。 子供達がごく小さい頃は、呼び方を教える意味で一人称を『お母さん』としていたが、子供達が喋り出してしばらくしたら、意図的に『私』にしている。 それは、一つには、私自身が…

マシュマロ・テストに思う

マシュマロ・テストというものがある。 就学前の子供にマシュマロを一つちらつかせ、一定時間我慢できたらもう一つ食べて良いという条件を提示し、我慢して二つ目をゲットできるか、我慢できずに一つのみ食べてしまうかをテストするというものである。 曰く…

「それはお母さんが悪いわよ」VS「絶対大丈夫、お母さんのせいじゃない」

昔、0歳の娘を抱えて何件かの小児科を回っていたことがあった。 産院で受けた1ヶ月検診でいきなり体重の増えの悪さを指摘され、小児科で調べてもらうように言われたからである。 ある医師は発達に問題が無いので大丈夫ですと言い、ある医師はアイスクリーム…

子育てに必要なことは『王様ランキング』に大体描いてある(気がする)

漫画、『王様ランキング』が面白い。 ネットサーフィンをしていると時々表示される広告につい釣られ、試しに読んでみたところこれがもう最高に面白い。 巨人族の王子が主人公なのであるが、生まれつき体が小さく耳が聞こえず言葉も喋れない。 おまけに、子供…

YouTuberになりたいとか言い出した子供への対応

幼稚園児の娘はYouTubeが好きだ。 全くお恥ずかしい限りであるが、一定のルールの元で許可している。 私とは違う人間である娘が好きである合法なものを、一方的に完全に禁止するのが良いことである自信がないからだ。 また、一部のチャンネルは高度なクラフ…

『じっこ』と『じゅっこ』

子供が観ていたYouTubeで、お菓子が『十個』あってなんたら、という歌詞の現代風の童謡が歌われていた。 歌詞の字幕は『じゅっこ』となっていたが、タイトルは『じゅっこ』の後ろに丸括弧付きで『じっこ』と書かれていた。 へえ、日本語の誤用が蔓延りまくる…

2歳息子を動かす方法

息子は割と素直で穏やかな気性の持ち主である。 それでも2歳児であるので、(彼なりの理由により)親のやって欲しいことを嫌がる場合がある。 トイレや、おもちゃの片付けや、歯磨きである。 そんな時、私は彼のぬいぐるみやおもちゃに頼っている。 外出前…

入学準備と筆箱

所用があってスーパーマーケットの文房具コーナーへ一人で行った。 子供向けの沢山の文房具に混ざり、女児向けの筆箱が並べられている。 ああ、筆箱。 どれも可愛い。 年長の娘とここに来て、あれも欲しいこれも可愛いと言い合いたい。 いや、違うな。 筆箱…

片付けるのを諦めてみた結果

これも新型コロナ禍以前に書いた記事である。 『娘や夫が帰宅』というのは、当時は幼稚園も会社も通常運転だったためだ。 私は、一日中片付けをしている。 常におもちゃを広げておきたい2歳の息子。 私はその後ろを追いかけるようにして、使い終わったおも…

娘に手紙を書く

我が家は、スタンプご褒美制を採用している。 もともと、登園拒否が頻繁だった時期に、1登園=1スタンプとして、一定数スタンプが溜まったらちょっとした魅力的な小物などをゲットできる、モチベーションアップのためのシステムとして開始されたものである…

呆けた母は誰なのか

幾度か記事にしているように、母は特に育児の得意な人ではなかった。 今でも孫などの小さな子供をそれほど好きな様子はなく、表面上はにこやかに孫に接するものの、なるべくならば関わりたくない、相手をしたくないという態度がありありと見て取れる。 母が…

20年赤ちゃん返り

私には二人の幼い子供が居る。姉弟である。 下の子(息子)が産まれてから半年ほど、それは凄まじい上の子(娘)の赤ちゃん返りを経験した。 新生児である息子の世話の大変さなど霞んで見えなくなるほどに、娘は文字通り一日中泣き叫び、私に抱っこされる事…

掃除機を買い換えたこと、大きくて重い家具が嫌だということ、そしてランドセルのこと

少し前に、掃除機を買い換えた(買い足した)。 それ以前は、有線のメチャクチャ重い某有名掃除機を使用していた。 私はもっと軽い物が欲しかったのだが、里帰り出産中に夫が勝手に買ったのだ。 私はもっと軽い物が欲しかったのだが、里帰り出産中に夫が勝手…

ヌーと狼、その赤ちゃんと娘

娘が風呂でふざけて吠えていた。 「ぼぉぉお〜〜!」 とてもうるさいので、動物ドキュメンタリー風の解説を入れることにした。 私「ヌーの群れです。 リーダーが、群れに危険を伝えるために吠えています」 娘「ぶぉぉおぉぉぉ〜〜!」 私「どうやら、狼がヌ…

凝った料理を作ると親子関係が悪化する件

ミニトマトが大量に手に入った。 そして、ミートソースパスタを食べたいが缶詰が手元に無いので、ミートソースを手作りすることにした。 結果として美味しくできたわけであるが、娘はあまり食べなかった。 産まれた頃からとにかく少食な娘であるが、幼稚園が…

子の成果を親の成果としないという事

幼稚園の休園で、どうも子供がダラダラしている。 工作やワークや縄跳びなどで、なんとか有意義に過ごさせようとしているが、こう長く続くと飽きてきて大変である。 そしてとうとう、前々から検討していたスマイルゼミの受講を開始した。 飽きる危険性を考慮…

お母さんは『伝説のお母さん』を観られない

NHKで放映中の、『伝説のお母さん』というドラマがあるらしい。 ブログで連載された漫画が原作のようで、そちらは遅まきながら拝読した。 子育てと仕事復帰(魔王打倒)に悩み翻弄される母親を描いた作品である。 ドラマでは、原作にない多くのエピソードと…

こんなプログラミング教育はイヤだ

書き取り練習30回 ノートに。 sprintf sprintf sprintf sprintf sprintf sprintf sprintf sprintf sprintf sprintf sprintf sprintf sprintf sprintf sprintf sprintf sprintf sprintf sprintf sprintf sprintf sprintf sprintf sprintf sprintf sprintf spr…

プログラミング知育玩具に思う

もうすぐ小学校でのプログラミング教育が始まる。 それを受けてか、世の中にはプログラミング知育玩具が多く販売されている。 カードやUSBのブロックでロボットに命令を与え、思い通りにルートを進ませる、という類のものが多い。 私もいくつか持っている。 …

ゴリラマッチョの棲む家

2歳の息子が言うのである。 「ゴリラ、マッチョ、居る!」 と。 リビングのドアを少し開けて、廊下を覗き込み、何度も何度も言うのである。 「ゴリラ、マッチョ、居る!」 「ゴリラ、マッチョ、来る!」 一体何が居るのだろうか。 一体何が来るのだろうか。…

一人で寝るそうです

5歳の娘が言う。 「自分の部屋が欲しい」と。 その心は、 ・就寝時に弟が泣いたり騒いだりしてうるさい ・リビングに置いてある自分の物を弟に触られるのが嫌 ・一人部屋への憧れ である。 こちらとしても、リビングから大幅に子供の物が減り、私の管理下か…